帆船の旅 カサブランカ・タンジェ・ジブラルタル・カディス・モトリル・マラガ
2012.9.28~10.8 マラガ出航、モロッコ、南スペイン 大西洋と地中海を航行
日本からスペインへのフライトは直行便がないのでとても遠い。
中部国際空港からフランクフルト経由でバルセロナ1泊。飛行機でマラガへ飛んで
マラガの港から出航です。エンジンは補助的に使い風を利用しての航行が魅力です。
三角帆は進行方向からの風を受けても帆を滑る風の力で前進するとのこと。追い風を
受けて走る帆かけ舟のスタイルが脳裏にあるので信じられない。船長さんからの
不定期で講義もある。基本的には帆で進む仕組みや、ほとんど横倒しになっても
帆の復元力で起き上がる。などなど。知らなかったことがすこしずつ解明する。
船内講義にて、船内では海水から真水に換える浄水器を使って飲料水を作っている。
海水50t~60tを16kの圧力をかけて真水にする。
汚水は処理してきれいにして海へ流す。船内では火気厳禁のため客室で電熱器等の使用禁止
船室の洗面蛇口やシャワーの熱い温水は豊かに使える。
乗船日の夕方、国際海事法で決められている、乗客の避難訓練が行われた。
部屋に置いてあるライフジャケットを付けて決められた避難場所へ集合。そこで
船内生活の諸注意もあった。毎早朝、船内新聞が配布されるので詳細は閲覧できる
初めての船旅で見るもの聞くもの珍しいものばかり。なかなか忙しい!
行程 マラガ→帆船でカサブランカ→タンジール→カディス→ジブラルタル→モトリール→マラガ
帆船の撮影は大西洋の真っただ中、タグボートに乗船し、帆を全部張り揚げたスターフライアー号
を写したものです。帆船からは波静かな大西洋でしたが タグボート上は揺れに揺れて静止する
暇もない船内でしたが なんとか撮れました。マストにも登り、出港時は船員とともに帆を上げる
ロープも引きました。とても貴重な体験をすることができました。