冬の使者 鴛鴦

オシドリ
松尾池のオシドリ

岐阜市内は1月17日に24cmも雪が積もった。雪も消えた27日、百々が峰南麓の松尾池でオシドリ観察会があった。日本野鳥の会岐阜支部によると、毎年50羽を越える数、越冬するという。この日はアマチュア写真家がドングリを撒いているせいかひしめいていた。オスはなんでこんなに美しいのだろう。冠毛といい、三列風切羽根が三角に跳ね上がってオレンジ色。メスは焦げ茶色で側面に白い斑点がでていて、尻尾に青みがかった色味がついているが大変地味です。池の奥にあずまやがあり高級カメラの砲列で立錐の余地もない。レンズがオシドリの方向を向いてないので何を撮ってるの?と尋ねるとカワセミっ!とのこと。冬にカワセミは何してるの?今は子育てはしないから、自分のために餌を食べにくる。サッキ来たばかりだから腹が空かないと飛んでこないよ。とのこと。既に撮影済みのカワセミ画像を見せてもらった。水中から魚をくわえて水しぶきの水滴まで撮られていて、すごーい!と騒いでいたら「来たっ!」という声で当たりがシーンとなりカメラへ臨戦態勢。私は簡単デジカメなので撮影はあきらめ水面をちょんちょんちょんと飛行して遊んでいる蒼い、まさに翡翠色のカワセミに見とれた。小枝にとまると鮮やかなオレンジの胸が見える。小さいけど美しい鳥だなあ。と魅入られた。他にマガモ・オナガガモ・シジュウカラ・ヤマガラ等の野鳥も多い。長良川河畔から15分ほど山へ向かって歩くと松尾池です。3月頃までオシドリは居るそうです。