聖母マリアとクリスマス飾りに彩られた古都オアハカ・プエブラ

2014.12.15~24 メキシコの遺跡と色彩の画家フリーダカーロ・ルイスバラガンの家も拝見できました。

ディエゴ・リベラの壁画も見たかったのですが折からのデモ隊の侵入を防ぐため、国立宮殿はバリケードに

囲まれ、だれも入場できませんでした。それでも、周辺の教会や市庁舎の建物は古色蒼然としてウルトラ

バロック様式の雰囲気を紛々とにおわしていました。メキシコは標高2240mの高地にあり、気温は日中23℃

朝夕は6℃と極端に変化します。日差しは真夏。日蔭は涼しい快適な風が吹いています。ちょうど、クリスマスに入る週のため街や教会はポインセチアで彩られ、夕方からはイルミネーションに飾られて輝いていました。

メキシコの食は豊富で食材が何十種類も調理されとても深みがある味わい深いものでした。特にチョコレートや香辛料も入ったモーレというスープがとても気に入り何杯もお代わりするほどおいしかったです。野菜は十種類ぐらいにシナモン・チョコレート・香辛料を調味して何日も煮込む。プエブラの修道院が発祥の料理でメキシコの母の味と言われています。

メキシコへ訪れてよかったもう一つの大切なこと。私は浅はかにも文明は中東から始まったと思っていました。

けれど、新大陸も同じように文明発祥の地だった。ここでみたものの力強さと壮大さには胸打たれました。