スリランカ

アーユー ボワーン!(こんにちは)


2004.12.26 インドネシア スマトラ沖でマグニチュード9.0の地震と大津波が発生しました。スリランカでは20分間に3万人以上の命が失われ10万棟もの住宅が崩壊しました。私たちは復興支援活動の一端としてスリランカ大津波から半年後2005.8.8~13 に子供たちの慰問に出発しました。 今回訪れた地方は幸いにもスマトラ沖の地震の被害からはまぬがれていました。まだ復興途中ですがより多くの観光客が訪れることも支援の一端であると現地の支援活動家から期待されていました。支援募金は住宅建設や女性自立支援のお役に立っているとのことです。現地救援活動家ベナット・クーレー(スリランカ国会議員)さんやその支援者グループとの交流もいたしました。また津市に住む、主婦加藤いくさんが「貧しくて十分教育を受けられない子供たちに」と。私財を寄付して建てられた、幼稚園ができあがっています。加藤さんの名前を冠した幼稚園にて、園児たちの踊り・歌を参観しました。つぶらな大きな瞳が魅力的で元気いっぱい伝統の踊りを披露してくれました。

 日本から持参の文房具や衣類のほか、先生たちの希望の「水を貯める大きなタンク」を現地で調達して寄付しました。窓の外にはお母さんたちや兄弟に交じって、なんと牛も参観に来ていました。

 さて、地震に際して、たくさんの象や動物たちは地震の予知能力を持っているようで、事前に察知していち早く逃げ、流されたり死んだ象は一頭もいなかったそうです。植物たちは(海岸の椰子の林など)

地中深く根を張って、波に耐えていたとのことです。人間だけが第六感をもたず、根を張ることもせず、無防備に自然と向き合ったのです。

 世界遺産の多い内陸部は山岳地帯にあるので被害はなく、東南部の沿岸が大波にながされたとのことです。観光客はヨーロッパの人たちはすぐに観光に、リゾート地へとやってきてくれていますが、日本人はあれ以来さっぱりと訪れてくれません。どうぞ、帰国されたら観光に来てくださいとお伝えくださいと依頼されました。参考になりますように、インド洋の宝石 スリランカの世界遺産を紹介します。

 

スリランカ最大の祭り「ペラヘラ祭」は、内陸の古都キャンディで開かれる。真夏の新月から満月までの2週間、仏歯寺にまつられているご神体の仏歯を象の背中に乗せ、王朝時代をしのぶ華麗なパレードが繰り広げられる。色鮮やかな衣装で着飾った象80頭、宮廷舞踊を受け継ぐダンサー3000人が夜の市街を練り歩く。仏教とヒンズー教が融合した華やかな祭りのようす。

伝統的な衣装で行進し、若い男の子たちの飛び跳ねる踊りは、ヤシ油の燈明の燃える中を一種のトランス状態になり観衆は合掌して見送る。という音と松明と象たちの盛大なものです。

エサラ・ペラヘラと呼ばれる祭りです。

シギリヤの壁画
シギリヤ壁画
仏歯を戴く象
エサラ・ペラヘラ行列
松明の匂いと熱気でトランス状態
勢いのある踊りの行列

たくさんの部族があり、それぞれの特徴ある衣装で松明の掲げられる中、踊りが披露される。100頭余りの象の行列の合間に、部族の踊りの奉納があり、最後に一段と大きな風格のある、象が登場する。背中に仏歯を戴き、しずしずと周囲を圧倒する。この仏歯を乗せられる象は集落中から、より勝れられた立派な象がお役目を担う。

大きな木
植物園にて傘が大きな木

ペラデーニヤ植物園にある「この木なんの木」幹は1本から枝を放射状に広げている

この木なんの木の幹元
この木何んの木の幹元
象の孤児院
象の孤児院

象の孤児院    スリランカの北部地方は対立する部族との間で戦闘状態で地雷を踏んで足を負傷した仔象、また母象が銃弾の被害にあって死んでしまったという仔象が増えている。そのような象の孤児院があり、100頭ぐらいいる。